ショートヘアの方は、ロレッタハードゼリーを使う際、「ジェルが重すぎてペタッとなる」「パリパリ感が目立ちすぎる」といった失敗をしがちです。
ショートヘアは髪が短いため、ジェルの重さや塗布する適量を間違えると、一気に残念な失敗スタイルになってしまいます。
そこで、ショートヘアのセットに特化し、ロレッタハードゼリーを使って「束感と立体感」を出しながら、「軽やかなキープ力」を実現するプロのテクニックを、手順を追って解説します。
正しい使い方をマスターして、ショートヘアの魅力を最大限に引き出しましょう。
ショートヘアで失敗する最大の原因は「適量オーバー」
ショートヘアの方がロレッタハードゼリーで失敗する最大の原因は、塗布量が多すぎることです。
髪の長さと「適量」の目安
ロングヘアやミディアムヘアと同じ量を使うと、髪が短いため重さが集中し、トップが潰れてペタッとした質感になってしまいます。
髪の長さとロレッタハードゼリーの適量目安は、耳より上のショートヘアの場合、「パール大1個分」。ベリーショートの場合、「パール大0.5個分」です。
うまくやるコツとして、まずは少量から始め、物足りなければ半量を足すという慎重なアプローチを心がけてください。
ショートヘアに最適!ロレッタの特徴を活かすには「ウェット」で使用
ロレッタハードゼリーは、「ウェットなツヤ感」と「高いキープ力」が魅力です。ショートヘアでこの特性を最大限に活かすには、髪が濡れている状態で塗布するのが必須です。
完全に乾いた髪に塗ると、成分がムラになり白浮きの原因にもなります(詳細は「ロレッタハードゼリーがフケに見える?白い粉の正しい剥がし方とシャンプーのコツ」で解説しています)。
【手順解説】ショートヘアのための正しい付け方4ステップ
ショートヘアの「立体感」と「束感」を出すための、プロが実践する付け方を解説します。
Step 1:手のひら全体に均一に伸ばし「透明化」
ロレッタを手に取ったら、指の間や指先まで広げます。手のひらで擦り合わせ、白濁が完全に消えるまで伸ばし切ってください。ここで白さが残っていると、髪に付着した際に白浮きの原因になります。
Step 2:襟足〜バックの「内側」から揉み込む
塗布は、髪の表面からではなく、髪の内側(根本付近)から始めます。
襟足から後頭部にかけて、指を立ててゼリーを揉み込むように塗布するのがポイントです。
この段階で形を整える必要はないので、髪全体に均一に行き渡らせることに集中します。
Step 3:トップを「立ち上げる」ように握る
トップ(頭頂部)の髪を握り込むようにして、ゼリーを揉み込みます。真上に向かって髪を持ち上げることで、ボリュームと立体感が生まれます。
Step 4:指先に残った量で「束感」と「毛流れ」を作る
手に残ったわずかなジェルを使い、以下の仕上げを行います。
毛先 → 指でつまみ、流したい方向にねじって束感を作ります。
前髪 → 指先に残った量をごく少量だけ馴染ませ、毛流れを整えます。
ロレッタハードゼリーのキープ力を最大限に高める「仕込み」
ショートヘアは特に形が崩れやすいため、セット前に「土台作り」をすることで、ロレッタのキープ力をさらに高められます。
裏技①:トップは「根元立ち上げドライ」を徹底
ドライヤーの熱を使って、トップの根元を真上に持ち上げながら乾燥させます。根元にクセをつけておくことで、ジェルを付けても潰れにくくなります。
裏技②:ツヤ感を出す「冷風フィックス」
ジェルを塗布しセットが完了したら、ドライヤーの冷風を当てて強制的に固めます。冷やすことでジェルの硬化が促進され、パリッとした高いキープ力が持続します。
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まとめ:ショートヘアこそロレッタで最強キープを
ショートヘアのセットは、ロレッタハードゼリーの「適量」と「塗布順序」さえ守れば失敗しません。
1.量はパール大1個分まで
2.ウェットな髪に内側から揉み込む。
3.仕上げは冷風でパリッと固定する。
この手順で、ショートヘアの「束感」「立体感」「最強のキープ力」をぜひ体感してください。
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