40代はロングヘアが似合わなくなってくる年代です。
女性の髪型において、セミロングとロングヘアは圧倒的大多数。子供から若い女性であれば、だいたい誰でも似合うのがこの髪型です。無難なロングヘア女性は意外と多いもの。私もその一人です。
でも、誰でも似合うはずのロングヘアも、何もせずに40代以上になると、なんとも痛いおばさんになってしまうので要注意です。
なぜ40代のロングヘアが似合わないのか?
痛い40代のロングヘアの典型的な事例はこんな感じ。
- 前髪がぶ厚すぎて子供っぽい
- 流行おくれの髪型
- 巻き髪(パーマやカール)のしすぎ
- カラーリングの色があっていない
- メッシュを入れすぎている
- 髪が傷みすぎている
- 手入れやヘアセットをしなさ過ぎている
まとめると、40代のロングヘアが似合わない理由は、「顔と髪型の年齢感がアンバランス」「パーマやカールが主張しすぎる」「ラフなスタイルが貧相でだらしなく見える」の3つです。それぞれについて詳しく説明すると
顔と髪型の年齢感がアンバランス
40代ともなると多少は老け顔になります。目尻のしわやほうれい線が目立つようになったり、肌のハリツヤが減って厚化粧気味に見えたりするものです。
それなのに、厚めの前髪ぱっつんで、幼い印象のストレートロングヘアにしていると、子供っぽさとおばさんっぽさが同居してちぐはぐな印象となるのです。
また、メイクで老け感が隠せないのに若作りしている印象になると、痛いおばさんになってしまいますね。
パーマやカールが主張しすぎる
ロングヘアは、全体のシルエットに対する面積が大きくなるので目立ちます。
それに加えて、金髪に近い明るいヘアカラーをしていたり、ゴージャスな巻き髪をしていると、主張が強すぎてしまうのです。
若い女性であれば、最大限に美しく見せようと努力している姿は、「おしゃれを楽しみたい年頃だよね」ということで、まぁ許せます。
若気の至りで欧米人にあこがれて茶髪にしていたり、キャバ嬢のように派手でお姫様のような髪型にしていても、それなりにかわいく見えたりするものです。
でも、それが40代ともなると、「現実をみて、年相応の髪型にするべきでは?」という意見に変わってくるものです。
ラフなスタイルが貧相でだらしなく見える
ロングヘアの楽しみの一つは、アップスタイルやまとめ髪にしてアレンジを楽しむことです。
でも、ラフなまとめ髪は、一歩間違うと貧相で疲れたおばさんに見えてしまいます。
あえてのゆるふわ髪も、だらしないだけにみえてしまったり・・・
前髪やサイドもおでこを丸出しにすると年齢が目立ち、おくれ毛を多めに垂らすと疲れた老け顔が強調されてしまう・・・。
顔に「老けた要素」が入ってくる40代は、シンプルすぎたりラフすぎるヘアスタイルでは華やかさが足りなくなってしまうのです。
手先が器用でセンスのある人はよいですが、アレンジスタイルには、加減の難しさがあります。、微妙なニュアンスが、40代のロングヘアを似合わなくさせているのです。
ロングヘアが似合っている40代の芸能人
おしゃれ上級者の芸能人には、40代以上であってもロングヘアが似合っている人が何人もいます。
彼女たちから、40歳を過ぎてもロングヘアが似合う女性でいるためのコツを学びましょう。
篠原涼子
藤木直人は嫁子供いるのに篠原涼子と熱愛で◯◯の関係!?イケメン俳優の壁超えられず苦悩ってどういうこと!? https://t.co/etlkrbA79q pic.twitter.com/9vQy8YNBus
— オーマイジー!! (@omyjee7) 2017年10月9日
46歳(2020年時点)で女優として活躍している篠原涼子さん
無造作に分けた前髪もボリュームがあり、緩やかなウェーブのロングヘアがとても似合っています。
前髪がすこし薄くなっている気もしますが、おでこはツヤツヤで狭いので、若々しさを感じます。
髪の毛がすごくキレイという感じではないですが、くるんと巻いた毛先にはつややかな光も感じるので、手入れのされた大人の髪という印象です。
落ち着いた髪色・緩いウェーブ・無造作ヘアがポイントですね。
鈴木杏樹
私、鈴木杏樹さん大好きなんだけど、朝ZIP観て(金曜担当)なんて美しくて可愛いんだろうと、うっとりしてしまう。性格いいのが顔に出てる。 pic.twitter.com/PIGISPlMd9
— 高宮結衣 (@yuitaka43) 2017年9月29日
50代となってしまいましたが、朝の情報番組の司会を務められている鈴木杏樹さん
前髪を下したスタイルが自然な感じでとても似合っているセミロングヘアですね。
顔やメイクの雰囲気と髪型や髪色がすべてバランスよくマッチしていて、まったく違和感がありません。
20代のころと変わらず、年齢を感じさせない素敵なスタイルだと思います。
自然な前髪がとても上手ですね。頑張っている感を出さずにキレイをつくっているところを見習いたいですね。
平子理沙
皆さん、今週13日(金)に先行販売、平子理沙『heaven』プレミアムBOXのサイン本お渡し会をやります!
整理券は福家書店にて配布中ですが、当日の参加もOKです!
この日のみのスペシャル特典!ポストカードもプレゼントしちゃいます! pic.twitter.com/ZFlsTngqAk— 平子理沙マネージャー (@RisaHirakoMNG) 2015年2月9日
49歳(2020年時点)で、モデルの平子理沙さん
ダークブラウンの髪色で前髪は厚め。ほどよいゆるっとしたカールは、全世代に人気のセミロングヘア。
無造作になりすぎず、子供っぽすぎないヘアスタイルとなっています。
肌艶が若々しいからというのもありますが、キュート感がいつまでもあるのはさすがモデルさんだからでしょう。
いくつになっても可愛い女性でいることを目指すなら、平子理沙さんがお手本ですね。ファッションやメイクと合わせておしゃれを心から楽しむことが大切です。
どうしたらロングヘアが似合うのか?
40代でもおしゃれなロングヘアの芸能人はたくさんいますが、どうしたら彼女たちのようになれるのでしょうか?
痛い人にならないためのポイントをまとめてみました。
髪色はダークカラーにする
明るすぎる髪色のロングヘアが似合う40代は見つかりませんでした。
やはり、髪色は暗めにするのが正解の様です。
黒髪でもミックスでもありですが、その人の肌の色に合っていることが大切です。
若いうちは似合う髪色が見つかっていなくても「まだ仕方ない」という感じはありますが、40代ともなると、自分に似合うものをわかっていることが、カッコよさの条件になるのではないでしょうか。
似合う髪色は、パーソナルカラー診断などによって決まってきますので、自分で調べたり美容師さんと相談したりして見つけましょう。
メイクとのバランスを考える
髪型と顔はひとまとめでみられます。髪色と眉毛の色を合わせるなど、メイクと髪の印象がまとまっていることが大切です。
40代になると、今までのメイク方法が似合わなくなり、化粧品を見直す人も多いでしょう。
しみやしわをカバーして、ナチュラルなメイク方法を身につけ、それにあう髪型を合わせて考える必要があります。
バランスが大切なので、別々にとらえるのではなく、トータルでうまくまとまるように工夫してみるとよいでしょう。
傷んだ髪はNG
ロングヘアが似合っている女性は皆、健康的な髪をしています。
毛先がパサついていたり、髪が広がったりうねっていたりする場合は、傷んでいる部分をカットするなり、うねりを活かした髪型にするとよいでしょう。
歳をとると栄養が体全体にいきわたりにくくなります。髪の毛は末端部分なので、もっとも後回しにされる為ダメージが出やすいのです。
そのため、きれいなロングヘアを維持することは、歳とともに難しくなると言われています。
今時は50代や60代でもモリモリ食べて健康な人も多いですから、長い髪の毛を栄養たっぷりできれいに保つことも可能です。
ただし、体質や健康具合は人によって差がありますので、無理がある様であれば、管理のできる長さに短くする方が良いかもしれません。
ロングヘアの中でも背中まで伸びた長さではなく、肩にかかるくらいの短めのセミロングなどにするのもひとつです。
ボリュームをだす!
自分だと気づきにくいのですが、老けて見える理由はとにかくボリュームのなさです。
40代女性は、20代女子と並んだら頭頂部のボリュームが明らかに違います。
ということは・・・街中を歩いていたり、電車に乗っているときは、周りの人から、「あの人若くはないな」と思われていることは確実ですよね。
悲しいですが、これが現実です。
髪のボリュームをアップさせるためには、女性用育毛剤を使ったり、シャンプーを合うものに変えるなどの方法がありますが、今すぐの効果は期待できません。
ボリュームアップのためのケアを続けることは大事ですが、すぐに、ロングヘアが似合うようにするには、部分ウィッグ(ヘアピース)がよいです。
価格:6,480円 |
「部分ウィッグって言っても、”かつら”かぁ・・・」と思うかもしれませんが、実は、使っている人は結構います。フリーアナウンサーでバリバリ働いている40代の知人も使っていて、「白髪隠しにもなるから便利」と言っていました。
私自身は、若い頃から、ファッションでショトヘアのウィッグを使っていたので、全く抵抗はありませんでした。髪飾りみたいなものだと思っています。
アップヘアにする時は、かさましで詰め物を入れたりもしますよね。部分ウィッグはその延長線上にあるものだと思います。
肌のくすみケアをする
ロングヘアが似合わなくなる原因は髪だけにあるものではありません。
顔が老けてきていることも大きな要素です。
具体的には、しみ・しわ・肌の艶不足などですが、老けた印象に大きく影響を及ぼしているのは「くすみ」です。
くすみは、顔全体に現れるもので、肌色を暗く黒っぽくします。
美白化粧品をつかったり、クレンジングをしっかりと行うことでしっかりとくすみケアを行いましょう。
くすみに特化したコスメは色々ありますが、アットコスメでも人気のアテニアのクレンジングは、くすみの元となる肌ステインを除去してくれるのでおすすめです。
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まとめ:40代以降のロングヘアは工夫と努力が必要
結局、自分に似合うものは、自分で色々試して見つけるしかありません。
40代以上になってもロングヘアを楽しむには、なんらかの努力は必要なのです。
私も、ながらくセミロングかロングヘアを続けていますが、まだまだ長い髪の毛でいたいので、がんばります!
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