ヘアカラーの髪色に満足していますか?ちゃんと美容室に通ってヘアカラーしているのに、いまいち「これだ!」と思えないのは、髪色が原因かもしれません。
美容師さんは髪の毛を扱うプロですが、それとは別に、ファッションやインテリ、デザインなどの似合う色を知り尽くした色のプロも世の中には存在します。つまり、『色』というものは、それだけ奥深いものなのです。
当然、美容師になるためには、カットの仕方だけでなく、似合うヘアカラーの選び方も学びますが、人によっては得意不得意もありますし、ヘアサロンでお客様と話をする短い時間の中で最適な髪色選びをすることは、なかなか難しいもの。
いつも美容師さん任せにしていては、自分に一番似合う髪色に出会えません。そこで、似合うヘアカラーの髪色の選び方についてご紹介します。
なぜ髪色選びは難しいの?
髪色には種類がたくさんあります。
例えば、2017年はベージュ、グレージュが人気色と言われていました。ベージュといっても、ミルキーベージュ、明るめのベージュ、ヌーディーベージュなど細かい分類があります。この色の違いを見極めることは、プロであっても時には判断に迷う繊細なものです。
そして、この微妙な違いが、人によって、似合う・似合わないを決めるのです。
ヘアカラーをオーダーする際に、「ブラウン系で」と伝えるだけでは、なんだかしっくりこないことがあったり、憧れのモデルさんと同じ髪色にしたくて細かい色指定をしたのに、思っていたようにならない・・・ということの原因は、このような髪色選びの難しさにあるのです。
似合う髪色を決める要因
髪色が似合うかどうかは、その人の生まれ持った肌の色、瞳の色、地毛の色、唇の色、顔の作りやパーツ、顔全体の雰囲気などによって決まってきます。
女性であれば、メイクで使っている色やメイクの仕方、洋服の色やデザインの選び方にも影響をうけます。
自分にどんな色が似あうのかを知り尽くしているモデルさんなどは、ラフなスタイルでもびしっと決まって見えるのは、これらのトータル的な色選びができているからなのです。
組み合わせの問題なので、理論を理解して、正解を選ばなくてはなりません。
色選びの基本的な考え方
髪色の選び方の基本は、「パーソナルカラー」という色の診断方法に基づく理論が使われています。
パーソナルカラー診断は、肌や唇の色に応じて、スプリング(春)・サマー(夏)・オータム(秋)・ウインター(冬)という4つの季節のイメージに分けて、それぞれの似合う色のタイプを分類します。
インターネットでは、無料でセルフ診断をできるツールもいろいろあります。例えばこちらです。
自分に合う色は?簡単パーソナルカラーチェック
パーソナルカラーは、ファッション選びにも使えますし、一生使えるものなので、一度きちんと調べておくことをおすすめします。
自己診断で正しく判断できれば良いのですが、色の判断は、微妙な問題なので、プロに見てもらうことが一番です。
間違った判断をしていると、いつまでたっても「髪色もファッションもなんとなくあか抜けない状態」から抜け出せません。
美容室だと相談しにくいこともありますし、カットしたりヘアカラーしてもらったら「気に入らない」とは言いにくいもの。また、その場だと、なんとなく流されて、似合っているのか?何が問題なのか?よくわからないのが正直なところではないでしょうか。
今時は、病院でもセカンドオピニオンなんていって、別のお医者さんの意見を参考に聞くこともよくあります。
自分の髪のことも、何人かの美容師さんから意見を聞いて、自分でももっと理解を深めると、「すごく似合う」が見つかるのではないでしょうか。
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