悩む男性

波状毛や縮毛(捻転毛・連珠毛)を直したい。原因と4つの改善方法

くせ毛にお悩みですか?「自分の髪は、捻転毛とか連珠毛とかいうものでは?」と調べている人も多いようです。
髪の毛の癖をとって、ストレートにしたいなら、まず自分の髪の状態を知ることが大切ですね。
そこで、まずは、髪の毛の種類について、タイプ別にまとめてみました。

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髪の毛のタイプと特長

髪の毛のタイプは、「直毛(ちょくもう)」と「波状毛(はじょうもう)」と「縮毛(しゅくもう)」の3つに分けられ、縮毛の種類として、「捻転毛(ねんてんもう)」と「連珠毛(れんじゅもう)」があります。

それでは、それぞれの特徴についてみてみましょう。

直毛

断面が丸い円形で、まっすぐな毛のことで、日本人に最も多いタイプだとといわれています。

中国人や韓国人など、アジアンビューティときいて思い浮かぶ女性像も腰まで伸びるストレートな髪ですね。

髪質としては、硬くて太く、しっかりとしている場合もありますが、柔らかくて細い直毛もあります。

波状毛

断面が楕円形(扁平毛)になっていて、文字の通り、波のようにうねっている毛のことをいいます。

金髪の白人に多い髪質で、細く折れやすい特徴があります。ゆるいパーマをかけたように自然な波状毛は雰囲気があって素敵ですが、部分的に波状毛となっているため、バランスが悪かったり、思い通りの形ではないので悩んでいる人も多いです。例えばこんな感じ。

縮毛

黒人はほとんどの人が縮毛です。彼らにとっては、「くせ毛であることが普通。」
なので、くせ毛だから悩むという人はほとんどいないのではないでしょうか。価値観の違いですね。

捻転毛

コイル状にねじれている状態の髪で、「ツイスト」と呼ばれています。日本人には少ないタイプですが、「結構縮れてるな」と見られる髪は捻転毛の割合が多いと思われます。芸能人では、お笑いコンビロッチの中岡さんとかでしょうか。

ちょっと嫌な言い方をすると“陰毛みたいな毛”という事で、自虐的に表現したり、ディスったりしている人もいます。

でも、捻転毛を伸ばした髪型は、いわゆる「ソバージュ」です。 80年代後半から90年代前半にかけてすごく流行りましたね。今井美樹さん、千堂あきほさん、浅野温子さんやボディコンのお姉さまに多く見られた髪型です。男性では、バイオリニストの葉加瀬太郎さんがソバージュですね。

人種的には、スペイン人に多いようです。

連珠毛または連球毛

紙の表面に不規則に凹凸ができたり、太さが一定でない髪のことです。数珠がつながったような形をしている事からこの名前がついたようです。触るとざらざらしていて、ガタガタな感じともいえます。

いわゆる「パンチパーマ」の様な毛で、アフリカ系の黒人に多い髪質です。生まれつき連珠毛というタイプは日本人には非常に珍しいようです。

連珠毛をアイロンでさらに縮めると「アフロヘア」。伸ばして編んでいくと「ドレッドヘア」になります。

番外編

猫っ毛

細くて柔らかい猫の様な髪質のことをいいます。ヘタっとなりやすいので髪型を作るのが難しかったりしますが、“自分のことを可愛いと思っている系女子”が「私猫っ毛だから~」と自慢げに意味不明のアピールをする時に使われる言葉という印象があります。(ちょっと偏見が入っていますね。スミマセン。)

猫っ毛は、(猫の毛のように)まっすぐサラサラという訳ではなく、ウェーブががっている猫っ毛もあります。

剛毛

太くて硬い髪質のことで、「針金のような・・・」と例えられたり、ごっつい男性のイメージとして使われますね。極度の剛毛は野性的すぎて女性にはあまり好かれない傾向があるので、悩みとしている人も多いです。

でも、髪の健康面から見るとキューティクルがしっかりとコーティングされていて、細胞繊維がぎっしりと詰まっていると言えるので、丈夫で良好な状態とも言えます。

一方で、ゴワつきがあると、髪が広がってしまい、まとまりにくくなったりします。

猫っ毛の人が剛毛になることはほとんどなく、剛毛な髪質は生まれつきの遺伝による傾向です。

印象面以外で剛毛で困ることは、髪型のセットがまとまらないことです。これは、スタイリング剤でしっとりさせるくらいしかやりようがありません。

でも、髪は、年齢を重ねると誰もが細くなるものなので、若い時期のみの悩みかもしれません。

波状毛・縮毛になる原因

髪を気にする女性
波状毛と縮毛が混ざって生えていたり、毛先はまっすぐだけと根元だけうねっているとか、くせ毛にもスタイルが色々あります。波状毛、縮毛などくせ毛全般の原因についてまとめてみました。

生まれつきの場合

髪質は、遺伝によるところが大きいようで、くせ毛の遺伝子は強いようです。

つまり、父親・母親のどちらか一方がくせ毛の場合、生まれてくる子供は、直毛よりもくせ毛である確率の方が高いと言われています。

そういえば昔よりくせ毛の人が増えている気もします。自分が年を取ってくせ毛っぽくなってきたから感じるだけでしょうか?

もしかしたら、初産の平均年齢があがってきている事も関係しているのかな?
高齢になるほどくせ毛になるので、くせ毛の親の確率は増えている事になりますよね。日本人の髪質が、欧米化しているのかもしれません。

年を取ったら波状毛になってきた場合

加齢やストレスの影響を受けることによって毛穴の状態が変化したり、栄養バランスの崩れによって髪の成分状態が変化したりします。

毛穴がきれいな円形でなくなると、髪はまっすぐ生えてこなくなり、波打って波状毛などのくせ毛となります。

また、髪の毛の主な成分であるたんぱく質は、水分を含みやすいオルトコルコルテクスと水分を含みにくいパラコルテックスの均等なバランスが保たれると、まっすぐな状態になりますが、これが崩れるとくせ毛になるようです。

「髪が栄養不足で弱ってうねってきてるな・・・。」という状態は、これらのタンパク質のバランス崩れている事が原因の場合があります。

全般的に髪が傷んでいる症状として『くせ毛になる』現象がみられることが多いです。

老化や紫外線などから髪がダメージを受けることで、水分不足やキューティクルのはがれが起きたり、髪の毛の直径が毛穴のサイズにきちんと合わなくなって、曲がった毛が生えてくるようになります。

毛根・毛穴の汚れが取れていない

毛穴と毛根のサイズ感による原因としては、頭皮の皮脂の分泌量が多かったり、シャンプーできちんと落とし切れていなかったりして、毛穴が詰まっている場合もあります。

体質もありますが、肉類や乳製品をたくさん食べる食生活をしている人は、皮脂腺が活発になるので、毛穴が詰まりやすいとも言えます。

また、選んでいるシャンプーの成分に添加物が多かったりすると、それが毛穴に詰まっている事も考えられます。
シャンプーの仕方が悪くて、すすぎが不十分というのもありますね。

病気によるくせ毛

毛髪奇形の病気として、髪の毛がくせ毛になることもあります。
主に、連珠毛として表れ、ストレスやホルモンバランスが崩れる事によっておこるそうです。

その場合、皮膚科医など専門の知識を持つ人に見てもらう必要があります。
心当たりがある場合は、その可能性を疑ってみる必要性があるかもしれません。

先天的疾患としては、常染色体優性遺伝で連珠毛となっていることもあり、髪の毛が、折れたり切れたりしやすいという症状がでるようです。

心配があれば、医師または髪の毛に詳しい美容師さんに相談してみるとよいでしょう。

波状毛・縮毛の対策

シャンプーで泡立てている
髪の毛に不満があると、テンションが下がります。毎朝鏡を見て、髪形や身だしなみを整えますし、外見による印象で損をしたり不利になったりすることだってあります。

年齢を重ねると、多くの人がくせ毛になるものですが、程度が過ぎれば、薄毛や脱毛の心配だってあありますが、
対策をして、髪の毛にとって『なるべくいい状態』を『なるべく長く維持』したいですよね。

ポイントは次の5つです。

  • ストレスをためない。
  • 栄養がいきわたるようにする。
  • 毛穴のつまりをなくす。
  • 美容技術を駆使する。

ひとつずつ見ていきましょう。

ストレスをためない。

これは、体の健康にもよく言われる基本的に大切なことです。ストレスがたまると体内の成分構成が変わったり、分泌物系が増えたり減ったりの異常をおこすので、だいたい、何においてもよくないです。

髪質のことで悩みすぎるのもよくないかもしれませんね。

仕事や家のこと、恋愛の悩み、将来の不安やお金の問題など、だれでも心配事の一つや二つは抱えていますが、ほどよく解決して上手く折り合いをつけて生きていけるのがよいですね。

また、十分な睡眠をとることもストレス予防になるので、生活リズムを整えて早寝早起きを心がけましょう。

栄養がいきわたるようにする。

主に食生活のバランスをよくしたり、髪にいい栄養素を積極的に摂るように食材に気を使うことです。食事の質を高くすることが大切ですが、ヘアケア用品を上手く使うことでもできますね。

例えば、髪によい成分に重点を置かれたシャンプーやトリートメントを使う方法もひとつです。

色々なヘアケア用品があるので、探してみるのもいいですし、美容院で相談すると商品を勧められるので使ってみるなどして、自分の髪質にあったものを見つけられるとよいですね。

こういうのは、とにかくやってみるしかないです。
髪がきれいな人にお手入れをどうしているか聞いてみると、大抵、「何もしてないよ。」なんて言われますが、真に受けるのもどうでしょう?
本当に何もしなくてきれいや若さを保てる人もいるかもしれませんが、多くの人は、「手間暇かけてケアすることを苦労と思っていない。」か、「嘘ついている(謙遜をして少なめに言っている)」かのどちらかです。

自分に合ったアイテム選びをしたり、試してみて様子を見てということは、手間暇もお金もかかりますが、きれいな髪の人は、やっぱりやっているのです。

髪の栄養面の強化について、今まで意識していない場合は特に、ちょっと気にするだけで、ぐっと良くなります。
これは、私自身、安いシャンプーを卒業して実感しています。
できることから始めてみると効果が感じられて楽しいと思います。

毛穴のつまりをなくす。

毛穴については、ストレスと栄養面も関係していますが、シャンプーの仕方も大切です。

シャンプーをすることは慣れ切った生活の一部なので、惰性で適当にクシュクシュっとやって、適当に乾かして・・・と雑に扱っている人は多いようです。

頭皮を指の腹でマッサージしながらしっかりと髪を洗い、生乾きにせず、十分にドライヤーで乾かしましょう。基本的なシャンプーのやり方に、まじめに取り組むだけでも結構変わってくるものです。

美容技術を駆使する。

遺伝によるくせ毛の場合などは、「元からそういう毛質」なので、パーマなどの技術的な施しをしないとストレートヘアにはなりません。

美容院に行くと、ストレートパーマや縮毛矯正をやってもらえますが、施術内容と髪質によっては、効く・効かないが色々あるようです。
特に、捻転毛は縮毛矯正などが効きにくいと言われていますが、色々やってみるのも一つですね。

一方、加齢や生活の乱れやストレスなどを要因として軽くくせ毛になっている場合は、多くの人の悩みでもあるので、色々なアイテム・方法があります。
例えば、

  • 定期的にヘッドスパを行って毛穴のつまりの改善する
  • トリートメントで髪に栄養補給をする。
  • キューティクルを守る効果が期待できるヘアケア用品をつかう。
  • くせ毛用シャンプーを使って、水分・油分をコントロールする。

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また、裏技的ですが、
思い切って、髪を短くして、ヘアスタイルはウィッグで楽しむという事も考えられます。
悩みを軽くすることで、ストレスが減り、髪にも良い影響となる好循環が生まれます。

いずれにしても、くせ毛でお悩みの方は、できることはたくさんあります!美容技術も進化しています。ぜひ、何か行動してみるのがよいと思います。

お悩み解決の参考になればうれしいです。

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