つむじがはげてくる女性は結構多いもので、程度の軽いものを含めると、女性のほとんどはつむじはげと言えてしまうかもしれません。
日本人女性の薄毛事情
最近の若い女性の髪は、しなやかでふわふわとした外国人風の人が増えているように思います。パーマやカラーリングで演出している面はありますが、実際の髪自体、やや細くて毛量が少な目の人が多くみうけられます。
日本人の髪質としては、ごわごわした剛毛やボリュームのある毛量は珍しい存在です。
「最近の子供は手足が長く、西洋人に近づいている」という声をききますが、髪も西洋化して、細くて柔らかくなってきているのかもしれません。
日本人を含む東洋人の髪は、遺伝子的には、ストレートで太い毛質と言われていますが、西洋化が事実であるならば、髪が細くて抜けやすくなり、若い世代に薄毛が増えているといえるのかもしれません。
つむじはげが見つかる瞬間
片手で手鏡をもって鏡の前に立ち、かなり不自然な角度で頭頂部を映すと、自分のつむじを見ることができます。
髪型を整えるときに、合わせ鏡をして後姿を確認することはあっても、自分のつむじのあたりをまじまじと見ることはまずないでしょう。
なので、つむじはげが見つかる場合の多くは、他人からの指摘や、たまたま自分の頭頂部の写真を見た時がほとんどだと考えられます。
私の知り合いに、頭頂部の剥げている独身男性がいるのですが、彼は、仲間に言われるまで、自分がはげていることに全く気付かなかったそうです。
そのくらい、頭のてっぺん(つむじ)部分は、自分でチェックしづらい部分です。
つむじはげに気づいたときには、かなり薄毛が進行している場合もあるので、注意が必要です。
自分のつむじの状態をよく知らない人は、一度、鏡を使って見てみることをおすすめします。
10代・20代の女性につむじはげが多い理由
女性は男性よりも背が低い人が多く、10代20代であれば、成長途中の場合もあるのでなおさらです。
小柄な人は、背の高い人からすると、視線を見下ろされる位置関係にあるため、つむじはげが見つかりやすい傾向があります。
また、青春時代は、友達とじゃれあったり、ふざけていろいろな写真を撮ることがよくあります。
しゃがんでいる姿や後姿の隠し撮りなどをされて、つむじがはげていることに気が付く機会もあるでしょう。
昔に比べると、スマホで手軽に写真を撮ることが当たり前の世の中になっているので、つむじはげを見つける機会も増えているのかもしれません。
つむじはげの女性の写真事例
ネット上には、10代20代の女性たちの何気ない日常スナップで、つむじはげ疑惑のある写真がいくつもアップされています。
つむじ……はげ? pic.twitter.com/1PDuJXrIUE
— きんぎょ (@Re_ooxo) 2017年7月23日
みてみて、
つむじハゲはげ。 pic.twitter.com/0hAsT16DGJ
— .*・゚霙.。.:*゚。*??? (@mizore806382731) 2017年7月11日
半分はおふざけで、たまたま、つむじや分け目がちょっと目立つかなぁ~程度の人が多いようですが、なかには、これからはげが進行していきそうな人もみかけます。
若い女性のはげが増えている?
おしゃれに敏感な若い女性は、シャンプーを頻繁にしたり、カラーやパーマを楽しんだり、整髪料やトリートメントなど髪にあれこれつけたりするものです。
でも、これらによって、髪への負担は増えることになります。
髪型を変える楽しみは増えた結果、若年層からのはげや薄毛の心配が広がっているのかもしれません。
つむじはげは隠すべきか?
まだ若いのにつむじはげになってしまった場合、隠したほうが良いのでしょうか?
人生まだまだこれからで、髪との付き合いもまだまだ長く続きます。
でも、若いからこそ、おしゃれな髪型を色々と試したい気持ちも当然あるでしょう。
そのためには、つむじはげはなんとかなくしたい存在ですね。
手軽な方法としては、分け目を変えて、はげてきている部分を隠すことです。
これは、一時的な対策としては有効ですが、将来的なことを考えると、一日でも早く、はげ対策をしっかりと行うことのほうがおすすめです。
若いからこその薄毛対策
歳をとれば誰でも、髪が抜けやすく・はげやすくなります。肌の老化などと同じで、誰もが逃れられない加齢の現実です。
しかし、10代20代のはげは、老化によるはげとは状況が違います。
髪が生える力は衰えていないことも多いため、対策方法次第では、すぐに改善できるケースも多いのです。
「薄毛対策は、早い方がいい」というのは、男女年齢にかかわらず、誰もに当てはまることです。
逆に、歳をとれば、どんどん、薄毛対策が難しくなっているということですね。
なので、つむじはげを隠して、みてむぬふりをするのはよくありません。まだ若いから大丈夫だろうと軽くとらえていると、後で後悔することになるでしょう。
また、カラーやパーマの頻度が高かったり、昔は普及していなかったエクステなどの新しい美容方法を取り入れたりしている場合、数十年後、今の40代50代の女性に比べて、もっとひどい薄毛に進行している可能性もあります。
飾る方向の「攻める美容」だけでなく、薄毛の予防やケアといった「守る美容」も進化しています。
これからの時代は、若いうちからの薄毛対策が、欠かせないものとなってきているのかもしれません。
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