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髪を伸ばすにはすく?すかない?伸ばしかけ時のカット方法

髪を伸ばすにはすかない方がよいです

髪をすくことは、一部の髪の毛を短く切ることなので、伸ばすまでに時間が長くかかることになります。

髪をすいて短くなった分、理想の長さに髪が伸びる日が遠のきます。

なので、髪を伸ばしたいならすかない方がよいです。

なぜ髪をすくのか?

髪をすく理由は、髪型を整えて軽い印象にしたり、動きを出したりするためです。

特に短い髪型になればなるほど、毛量が多く見えるので、髪をすくことで野暮ったい印象になることを避けられます。

でも、髪をすくと毛先がパサパサして傷みやすいというデメリットもあります。毛先の長さがバラバラだと髪同士がこすれたり絡まったりしやすいのです。

一方、ロングヘアはあまりすくことはせずに、逆に髪に重みを持たせるスタイルにするほうがキレイにみえます。

つまり、髪をすくかすかないかは、見た目の問題が大きく、髪をキレイに伸ばすことの優先順位はやや下げられているので、注意が必要です。

今、髪が傷んだり短くなってもおしゃれな髪鋳型にしたいのか?今は我慢して一日でも早く長くてきれいな髪にしたいのか?よく考えて選びましょう。

髪をカットしたほうが伸びるという都市伝説

「髪を伸ばしたいなら、何もしないよりもカットしたほうが早く伸びる」という話を聞いたことがありませんか?

カットすると髪に刺激が与えられるので、育毛スピードが伸びるとか・・・。

この説に医学的な根拠はありません。

髪は細胞分裂をすることによって伸びるので、髪をカットするとか髪を結ぶとかひっぱるといったこととは関係がありません。

髪の伸びる可能性についてしいてい言うならば、短くカットしたことによって、頭が軽くなって適切なシャンプーを行うようになり、頭皮環境が改善して育毛状況がよくなるとかでしょうか・・・。

伸ばしたいなら、カットするのではなく、髪を健康的にすることに配慮するという考え方が正しいです。

髪をカットしたほうが伸びるということはありません。

伸ばしかけでもカットしたほうがいい場合

髪のダメージがひどい場合は、そのままでは伸ばすことができず、カットしたほうがいいと言われることもあります。

「放置しても伸びないよ」ということですね。

このアドバイスはかなり重要なので、しっかりと受け止めて、髪を伸ばすためにどうしたらよいかに真摯に取り組む必要があります。すくのが嫌とかいっている場合ではありません。

髪は健康な状態でないと、なかなか伸びなくなったり、途中で抜けてしまったりします。

長い髪のギネス記録は、2018年7月現在、日本人の川原華唯都さんという女性の155.5cmですが、長い髪を維持することも大変で誰にでもできることではありません。(参考:「生まれて一度も髪を切らなかった」女の子が、ギネス世界記録に認定!彼女が髪を伸ばし続けた理由とは?

健康できれいな髪であれば、日頃のヘアケアをすることで伸ばせますが、頭皮環境が悪かったり間違った髪の扱いをしているならば、それをあらためることから始める必要があるのです。

そのうち受けてしまいそうなダメージヘアは、ダメージを受けている部分はカットして、これからはえてくる髪の毛を健康的に伸ばすのが、遠回りなようでも一番はやく髪を伸ばす方法になります。

このような場合は、カットするダメージ部分の全体バランスをふまえるとすくほうがよいということもありえます。

まとめ:美容師さんとよく相談してカットしてもらおう

髪を伸ばすには、基本的にはカットしない方がよいのですが、髪の状態によってはカットが必要な場合があります。

「髪を伸ばしているのですかないでください!」と言い切ってしまうと、美容師さんによっては(本当は少しカットしたほうがベストなのに)言われた通りに切るだけになってしまいます。

なので、「このぐらいまで髪を伸ばしたくて、今は〇〇したいんですけど、どうしたらいいですかねぇ」などと、美容師さんのアドバイスをできるだけ引き出すような質問をしましょう。

髪を伸ばすためのアドバイスも、髪の状態よっては、違うことを言われます。

例えば、私も、「分け目はいつもこっちでしょう?」「髪を縛ること多いですよね」などと見抜かれます。

同じ場所でむずび続けているとそこだけキューティクルが剥がれて痛んでくるので、少し変えるようにするとキレイに伸ばせるとのこと。

こういった細かい注意点もあるので、美容師さんのアドバイスをしっかりと聞くことは大切です。



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